陸上

フォアフット走とは?本当に速く走れるようになるのか?

マラソンの日本最高記録を出した大迫選手はフォアフット走です。

ケニアやエチオピア選手もフォアフット走です。今後もっと注目するであろうフォアフット走についてまとめてみました。

  • フォアフット走とは
  • 黒人選手がフォアフット走の理由

フォアフット走とは

フォアフット走とは足の指の付け根周辺から着地し、かかとを着けて蹴りだす。

ちなみにforefoot=(四足獣の)前足という意味です。調べるまで知らなかったのですが、犬が地面と接触しているところは爪先のみです。犬を飼ったことがないので知りませんでした。

常に爪先立ちをしています。四足獣の前足が爪先だけ地面に設置しているところから、フォアフットと呼ばれるようになったのですね。

前足部から着地

フォアフット走は前足部から着地します。正確には小指が一番最初に着地し、最後にかかとが地面につき地面から離れます。

詳しく知りたい人はこの動画が分かり易いです。爪先というよりも足の外側(小指の付け根)から接地しています。

メリット

かかと着地よりも衝撃が少ない

かかと着地の方が衝撃が少なそうと思うかもしれません。

高い所から着地するのをイメージしてみてください。ジャングルジムや高い塀から飛び降りるときいきなりかかとから着地しますか?

最初は爪先から着地して衝撃を脚全体で吸収しますね。かかと着地したら、衝撃がもろに膝にかかります。

接地時間が短くなる

接地時間とは足が地面についてから離れるまでの時間です。設置時間が短くなればなるほど、足の回転数が速くなります。

回転数が速くなれば、より速いペースで走ることができます。

デメリット

足への負担が大きい

正しいフォアフット走でないと足への負担が大きくなります。また脚の筋力が十分でないと痛めやすいです。

 

フォアフット走をすべきなのか

フォアフット走をするトップアスリート選手はフォアフット走を意識して走っていません。

以前、クローズアップ現代で大迫傑選手が出演していました。

そのとき、「フォアフット走を意識してやっていない。

と語っていました。

 

フォアフット走を意識しているから速く走れるのではなく、

速く走れるように練習したらフォアフット走に自然となった。と考えるべきです。

 

その通りだと思います。フォアフット走は爪先から着地すればできると思っている人も多いですが、正確には接地する足の位置と腰、姿勢を意識すれば、自然と爪先着地になります

詳しくは別の記事で書きます。

また骨格や筋肉、腱のつき方が外国人選手とは異なる日本人が習得するのは難しいとされています。

外国人にフォアフットが多い理由

裸足で生活している

外国人選手(ケニアやエチオピアなどの黒人選手)にフォアフット走が多い理由は裸足で生活しているからだと考えられていました。

ですが、違います。

ケニア人で裸足で生活している人なんて現在いません。選手たちもシューズを履いて練習しています。裸足で生活しているからフォアフットになるわけではないです。

 

不整地の場所を走っている

正しくは不整地の場所を歩いたり、走ったりするのでフォアフット走になります。不整地の場所というのは舗装されていない道です。日本ではクロスカントリーコースと言います。

 

不整地の場所を走ると足場が安定していません。もしかかと着地したら、上手く力を伝えることができません。砂浜やでこぼこの道を走ってみると分かり易いです。

また、でこぼこの道でかかと着地をすると捻挫する可能性があります。不整地の場所を怪我せずに走るには爪先着地する必要があります。

 

不整地の道を小さいころから通学などで歩いたり、走ったりするためフォアフット走をするようになるのです。