陸上

ナイキ厚底シューズとは?あの大迫選手も履いている!!

ナイキの厚底シューズとはいったい何なのか?

 

最近のアスリート選手の足元に注目してみると、今と昔で違いがあります。

これは2018年に行われた出雲駅伝のスタート時の写真です。選手の足元を見てください。
見づらいかもしれませんが、ナイキの底が厚いシューズを履いている人が多いです。

もっと分かり易くします。次は2018年に行われたシカゴマラソンの写真です。

ほとんどの選手が赤い厚底シューズを履いていますね。

下の画像の赤いシューズがナイキの厚底シューズです。ナイキヴェイパーフライ %4です。

 

他の駅伝、マラソン用シューズとどう違うのでしょうか?色々調べてきました。

厚底シューズ

一般的にランニングシューズに求められているのは「軽さ」と「接地感」(クッション性)と「推進力」(反発性)の3つ

従来のシューズは「軽さ」と「クッション性」の両立は難しかった。軽さを求めると底が薄くなってしまいクッション性は低くなってしまった。

 

この常識を覆したのがナイキが開発した厚底シューズである。課題を解決したのが航空宇宙産業で使う特殊素材・ナイキズームXであった。
このナイキズームXは軽量で柔らかく、高い反発力とエネルギーリターン率を実現しました。

さらに、「スパイクで前に進むような」押し出す推進力をつけるため、特殊素材の間に反発力のあるスプーン状のカーボンプレートを挟みこんだ。

 

「クッション性」を一番に考え、「軽さ」と「推進力」も付け加えたかなり優れたシューズである。

ナイキによると厚底のシューズを作りたかったのでなく、クッション性を求めたら、自然と厚底のランニングシューズができてしまった。

厚底シューズの特徴

  • クッション性が高い
  • ソールが厚い
  • 厚底のわりに軽い(ナイキヴェイパーフライ %4の28cmは184g)

 

厚底シューズの特徴は爪先がせりあがっているところである。従来のランニングシューズと言えば短距離のスパイクのように爪先がそっていない。
爪先がせりあがっているので、フラット、フォアフットに設置すると踵が浮き上がる。すると自然に重心が前に運ばれるという仕組みである。

 

フォーム内側のカーボンファイバー製プレートが、踏み出すたびにかかとの下で跳ね返り、足が自然に前へ進むような感覚を生み出している。

「もうこれなしでは生きていけない。まるで下り坂を走っているみたいだ」—ゲーレン・ラップ

4%とは

ナイキヴェイパーフライ 4%やナイキスーパーフライ 4%の「4%」は、
Nikeで最速を誇るマラソンレース用シューズのズーム ストリーク 6よりランニングエコノミーが4%ほど高いところからきています。

ランニングエコノミーは簡単に言えば燃費のことです。ランニングエコノミーが高いほど、無駄なエネルギーを使わず走れるので楽に走れます。

 

4%高いと勾配が1~1.5%の下り坂を走るのに相当します。

「私たちがシューズ開発で目指したのは、エネルギーを生むことではなく、エネルギーロスを最小限にすることです」ーナイキのシューズ開発者

これまでは「軽さ」と「推進力」を特に意識したランニングシューズだった。そのため反発があり、薄いソールのシューズが主流だった。
しかし、ナイキの厚底シューズはエネルギーを生み出すよりも自然と走ることで、無駄なエネルギーを省くものになった。

種類

ナイキの厚底シューズはナイキヴェイパーフライ 4%やナイキスーパーフライ 4%など他にもたくさんあります。

別の記事でまとめるのでしばらくお待ちください。

履いている選手

大迫傑選手

このナイキの厚底シューズを履いている選手と言えば大迫傑選手でしょう。

シカゴマラソンで日本最高新記録を樹立したときもナイキの厚底シューズを履いていました。

 

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Chicago Marathon 3rd 2:05:50 National Record!!! 関わって下さったスタッフに感謝!! #chicagomarathon

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東洋大学の選手

写真は青色ですが、これもナイキの厚底シューズです。前回の箱根駅伝では10人中8人がナイキの厚底シューズで走っていました。

高い

このナイキの厚底シューズが欲しいと思った人もいるでしょう。私も喉から手が出るほど欲しいです。

しかし、高いです。

ナイキヴェイパーフライ 4%は2万8000円もします。
ナイキスーパーフライでも1万6000円します。特殊な素材を使っていると考えればそのくらいの値段もします。

普段の練習は安いランニングシューズで大事な練習や大会のみ厚底シューズに頼ることになりそうです。

ナイキ公式サイト