陸上

部活を休みたくない人のためのシンスプリントとの付き合い方

すねの内側が痛い... 

痛みを気にせずに思いっきり走りたい...

と、スポーツをしているあなたなら思ったことがあるかもしれません。

私もすねの痛みに中学、高校の6年間悩まされました。特に中学の頃は痛くても顧問の先生に言うことが出来ず、痛みを我慢してずっと運動を続けていました。

時には、歩くのすらままならない痛みもありました。

このすねの痛みがシンスプリントだと分かったのは高校生になってからでした。医者に見せてはないのではっきりとは分かりませんが、おそらくシンスプリントでしょう。

結局6年間医者に通わず、シンスプリントの痛みをごまかしながら陸上競技を続けていました。

多くの人がすねの痛み、シンスプリントに悩んでいるはずです。あなたもその一人でしょう。

私は医者ではないので専門的な知識はありませんが、これまでの経験からシンスプリントとの向き合い方について話してみようかと思います。

シンスプリントの完治は運動を辞めるしかないです。でも、部活を辞めるわけにはいかない人ばかりでしょう。

なので、シンスプリントと上手く付き合って運動を続けていくことをメインに考えていきます。

少しでもシンスプリントに悩んでいるあなたの助けになれば嬉しいです。

シンスプリントとは

シンスプリントとは簡単に説明すると脛骨の下方1/3に痛みが生じる症状です。

シンスプリントは骨が痛いものだと思っていませんか?そのために骨が原因だと思っていませんか?

私も中学生の頃は骨が原因とずっと思っていました。すねの内側に冷却スプレーをかけすぎて、凍傷になりかけたこともありました(笑)。

シンスプリントは骨が原因ではなく、すねの骨周りの筋肉が原因です。

痛みがある脛の内側周辺の筋肉が凝ってしまうと、筋肉を動かす時に骨膜(=骨をおおっている膜)を引っ張ります。

何度も引っ張られて炎症を起こし痛みが伴います。これがシンスプリントです。

シンスプリントの症状

初期段階

運動時に痛みが生じます。痛みと言っても一点が痛むような鋭い痛みではなく、すねの骨の周りが痛むような鈍痛です。

そのため、どこが痛いのかはっきりわかりません。

運動開始時に不快感が生じますが、少し運動を行うと痛みが無くなるときがあります。しかし、運動終了時にまた不快感が生じます。

300mのインターバル走をしているとき、走り始めれば痛くないが、走り終わった後は痺れたような痛みがありました。

症状が進むと

痛みあるまま運動を続けると、運動中にもすねの内側に痛みが走ります。

さらに症状が進むと、運動していなくても歩いていたり、何もしていなくても痛みが生じます。

ここまで症状が進むと疲労骨折になる可能性もあります。

シンスプリントの原因

原因としてはいくつか考えられますが、大きな要因は、突然運動をしすぎることだと私は思います。

というのも、私が毎回シンスプリントの症状が出るのは、決まってテスト期間等の長い休みをはさんだ後に練習を開始し始めたときです。

シンスプリントの症状が出てから、一カ月くらい練習をこなしていれば次第に痛みは無くなってきます。

もちろんこの一カ月の間、色々なケアを行う必要があります。

これは十分な筋力が整わずに強度の強い運動をしたために痛みが生じています。

しかし、十分な筋力があるのにシンスプリントに悩むことが多いはずです。

こういった場合は基本的に運動のし過ぎによる筋肉の疲労が主な原因です。どこの筋肉かというとふくらはぎの筋肉です。

しかしもっと深くまで考えてみましょう。なぜふくらはぎが疲労したのか?

それは足の指や土踏まずの柔軟性が低下したからです。

ひとは歩くときに足の裏から着地します。なので一番最初に衝撃を吸収してくれるのは土踏まずや足の指です。

ここの柔軟性が低下すると、衝撃を吸収しきれずふくらはぎに負荷がかかります。そのために脛の周辺の筋肉がこわばってしまい、シンスプリントになります。

シンスプリントの治し方

運動を続けながらシンスプリントを完治するのはかなり難しいです。

また運動を辞めてもシンスプリントが治るかというとそうでもありません。再び運動を開始すると、また脛が痛み始めるはずです。

ならどのように治すか?というより痛みを和らげるか?

一番大事だと私が思うのは土踏まずの柔軟性と足の指の筋力向上です。先に書いたように、足の裏を鍛えることでふくらはぎへの負担も和らぎます。

またそれとともに普段のケアも大切です。

日頃のケア

まずは部活を行う前の準備運動を必ずして下さい。時間が無いからと言って私のように本メニューをすぐ行わないようにしてください。

いきなり強い運動を行うと筋肉が突然引っ張られてさらにシンスプリントが悪化します。

土踏まずの柔軟性を高める方法としては足の裏にゴルフボールをゴリゴリ押し当てると良いです。

床の上にゴルフボールを置いて上から足で踏みつける感じです。それをゴロゴロさせましょう。

足の裏の筋力を鍛える方法としてはタオルギャザーというものがおすすめです。

タオルギャザーというのは足の指でタオルをたぐりよせるものです。

具体的な方法は以下の動画を参考にしてください。

最後に

運動を行いながらシンスプリントの完治は不可能です。ですが、運動を続けながら痛みを和らげることは可能です。

シンスプリントは脛が痛いものですが、一番ケアをすべきいけないところは足の裏だと私は思います。いかに、ふくらはぎの筋肉に負荷がかからないように足の裏を鍛えるかが大事です。